「大人のための修学旅行 奈良の歴史」武光誠 河出書房新社 2002年 ⑪ /「書くための聞く技術」小田豊二 サンマーク出版②(後半) 2003年【再掲載 2013.2】 [読書記録 一般]
今回は、6月22日に続いて武光誠さんの
「大人のための修学旅行 奈良の歴史」の紹介 11回目です。
出版社の紹介には
「学生時代に奈良を訪れたが、日本史の流れをしっかりふまえて旅することが
できたら……大和朝廷から天平文化まで、この国の成り立ちが名所旧跡を通
して理解できる『読む修学旅行』の本。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「長屋王の変(729年)をきっかけに国政のあり方が一変。贅沢な風潮と
なった」
・「西の京の有力な寺院群」
・「唐招提寺の講堂は、760年代に造られた平城宮の東朝集殿をもらって移築
された、平城宮の有様を伝える唯一の建物」
・「南都七大寺の栄華を誇った元興寺」
もう一つ、再掲載になりますが、小田豊二さんの
「書くための聞く技術」にを載せます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「大人のための修学旅行 奈良の歴史」武光誠 河出書房新社 2002年 ⑪
◇天武・持統が築いた律令制度と藤原京(3)
□藤原不比等と長屋王の活躍
文武天皇 701年「大宝律令」完成
長屋王の変(729年)をきっかけに国政のあり方が一変
4人の不比等の子が長屋王を自殺させて政権を握った
→ 贅沢な風潮
国力を高めた積極的な政策
不比等
領土拡大
長屋王
民衆よりの政策
百万町歩開墾計画(722年)
□平城京「西の京」の位置
東に出っ張った都の事情
木津川を中心とした交通の利
西の京の有力な寺院群
□藤原京から移築された巨大寺院 [薬師寺]
移建の年をめぐる論争
藤原京の本薬師寺との比較
白鳳期と天平期の間の薬師三尊像
仏足石
□平城宮を今に伝える唯一の建物 [唐招提寺]
鑑真が開いた寺
平城宮から移された建物
760年代 平城宮の東朝集殿をもらって移築 講堂
平城宮の有様を伝える唯一の建物
表情豊かな諸仏
鑑真和上像
□平城宮の政治の中心地 [平城宮大極殿]
発掘整備される平城宮
木簡が伝える律令体制
大極殿の果たした役割
長屋王の邸宅
□中国風官僚制度の名残 [平城宮式部省跡と兵部省跡]
双子の官庁と呼ばれる建物
出土した木簡や土器
人事を扱う官庁の形骸化
「考課」勤務評定
◎ 6年分の勤務評定を元に6年に一度位階を挙げてもらうことに
なっていた(式部省・文官と兵部省・武官が大きな力)
法華寺
□南都七大寺の栄華 [元興寺]
2つに分かれた元興寺
平城建都の都市防災は
かつての偉容を忍ばせる十輪院
大安寺
□藤原氏の氏寺としての発展 [興福寺]
不比等が創建した寺
大和一国を支配する大勢力に
国宝館の貴重なる仏像の数々
□四柱の神を祀る藤原氏ゆかりの神社 [春日大社]
祖神をまつった不比等
興福寺との一体感
なぜ本殿は小さく造られたか
20年ごとの式年遷宮
若宮社
☆「書くための聞く技術」小田豊二 サンマーク出版②(後半) 2003年【再掲載 2013.2】
◇書くために聞く人たち
□名刑事の「聞き込み」術
大島謙一
「誠意」
… 相手の立場に同調
取り調べの基本
「聞く」側は先入観を持たない
楽な気持ちで自由にしゃべらせる
「語り手の気持ち」を理解する
□「聞いたこと」を書く技術
新聞記者の「聞きたいこと」「書きたいこと」
読みやすく簡潔に
「聞く」ためには人脈作りが必要
「明確化」「集約化」
地方記者
- 「人脈」情報のネットワーク
□カウンセラーの「聞く技術」「書く技術」
中間管理職が経営に参画できるシステム
聞くことは秘密を守ること
カウンセラー
× 次の人どうぞ
○ ノックすると同時にドアに向かい笑顔
正面には座らない
「信頼のスキル」 家族構成 入社動機 社歴 現在の仕事
質問されたら逆に聞く
中間管理職 … 考えることを忘れている
「同意のスキル」「認知のスキル」
□「聞く」を邪魔する悪魔のささやき
ささやきを認める~上手に付き合う
「自己開示能力」が話を引き出す
自分をさらけ出す能力 自己開示力>自己顕示能力
◎ 親も教師もまず第一に子どもの話をよく聞くことからはじめないと、
ますます子どもとの距離が開く
= いかに自分をさらけ出すか!
□医師の聞く技術
横浜英町 「赤門医院」尾崎直
「人間そのものを見る」
- 医学と医療があまりにもかけ離れている
◎問診の大切さ
「医療の中に聞く技術を!」
ウイリアム・オスラー(カナダ 医学者)
◎「医学は科学ではない。科学を応用したアーツ(医術)である」
内科医の言葉は外科医のメス
「ムント・テラピー」
- 言葉による医療 フレディ松川
医師の人間力が必要
- 内科医は言葉が武器
医師はどこまで「ウソ」を見抜けるのか
ミュヒハウゼン症候群 ウソをつく人
劣る日本の医師の「書く」技術
カルテ
- 正しく書く力
◇聞いたことを核技術
テープに頼らず記憶する
記憶の文字化
記憶を文字にする技術
ロングインタビューに最適なテープ起こし術
語り手の口調を
「語り口調」か「記事」にするか
「聞かせてくれた人」が死んだ
◎ 聞くという行為の中に語り手に対する尊敬や愛情が必要なのだ
◇小田豊二
1945年旧満州生 作家・編集者
こまつ座「the 座」編集長
聞き手の名手
「勘九郎芝居ばなし」「幇間の遺言」「のり平のパーッといきましょう」
「大人のための修学旅行 奈良の歴史」の紹介 11回目です。
出版社の紹介には
「学生時代に奈良を訪れたが、日本史の流れをしっかりふまえて旅することが
できたら……大和朝廷から天平文化まで、この国の成り立ちが名所旧跡を通
して理解できる『読む修学旅行』の本。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「長屋王の変(729年)をきっかけに国政のあり方が一変。贅沢な風潮と
なった」
・「西の京の有力な寺院群」
・「唐招提寺の講堂は、760年代に造られた平城宮の東朝集殿をもらって移築
された、平城宮の有様を伝える唯一の建物」
・「南都七大寺の栄華を誇った元興寺」
もう一つ、再掲載になりますが、小田豊二さんの
「書くための聞く技術」にを載せます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「大人のための修学旅行 奈良の歴史」武光誠 河出書房新社 2002年 ⑪
◇天武・持統が築いた律令制度と藤原京(3)
□藤原不比等と長屋王の活躍
文武天皇 701年「大宝律令」完成
長屋王の変(729年)をきっかけに国政のあり方が一変
4人の不比等の子が長屋王を自殺させて政権を握った
→ 贅沢な風潮
国力を高めた積極的な政策
不比等
領土拡大
長屋王
民衆よりの政策
百万町歩開墾計画(722年)
□平城京「西の京」の位置
東に出っ張った都の事情
木津川を中心とした交通の利
西の京の有力な寺院群
□藤原京から移築された巨大寺院 [薬師寺]
移建の年をめぐる論争
藤原京の本薬師寺との比較
白鳳期と天平期の間の薬師三尊像
仏足石
□平城宮を今に伝える唯一の建物 [唐招提寺]
鑑真が開いた寺
平城宮から移された建物
760年代 平城宮の東朝集殿をもらって移築 講堂
平城宮の有様を伝える唯一の建物
表情豊かな諸仏
鑑真和上像
□平城宮の政治の中心地 [平城宮大極殿]
発掘整備される平城宮
木簡が伝える律令体制
大極殿の果たした役割
長屋王の邸宅
□中国風官僚制度の名残 [平城宮式部省跡と兵部省跡]
双子の官庁と呼ばれる建物
出土した木簡や土器
人事を扱う官庁の形骸化
「考課」勤務評定
◎ 6年分の勤務評定を元に6年に一度位階を挙げてもらうことに
なっていた(式部省・文官と兵部省・武官が大きな力)
法華寺
□南都七大寺の栄華 [元興寺]
2つに分かれた元興寺
平城建都の都市防災は
かつての偉容を忍ばせる十輪院
大安寺
□藤原氏の氏寺としての発展 [興福寺]
不比等が創建した寺
大和一国を支配する大勢力に
国宝館の貴重なる仏像の数々
□四柱の神を祀る藤原氏ゆかりの神社 [春日大社]
祖神をまつった不比等
興福寺との一体感
なぜ本殿は小さく造られたか
20年ごとの式年遷宮
若宮社
☆「書くための聞く技術」小田豊二 サンマーク出版②(後半) 2003年【再掲載 2013.2】
◇書くために聞く人たち
□名刑事の「聞き込み」術
大島謙一
「誠意」
… 相手の立場に同調
取り調べの基本
「聞く」側は先入観を持たない
楽な気持ちで自由にしゃべらせる
「語り手の気持ち」を理解する
□「聞いたこと」を書く技術
新聞記者の「聞きたいこと」「書きたいこと」
読みやすく簡潔に
「聞く」ためには人脈作りが必要
「明確化」「集約化」
地方記者
- 「人脈」情報のネットワーク
□カウンセラーの「聞く技術」「書く技術」
中間管理職が経営に参画できるシステム
聞くことは秘密を守ること
カウンセラー
× 次の人どうぞ
○ ノックすると同時にドアに向かい笑顔
正面には座らない
「信頼のスキル」 家族構成 入社動機 社歴 現在の仕事
質問されたら逆に聞く
中間管理職 … 考えることを忘れている
「同意のスキル」「認知のスキル」
□「聞く」を邪魔する悪魔のささやき
ささやきを認める~上手に付き合う
「自己開示能力」が話を引き出す
自分をさらけ出す能力 自己開示力>自己顕示能力
◎ 親も教師もまず第一に子どもの話をよく聞くことからはじめないと、
ますます子どもとの距離が開く
= いかに自分をさらけ出すか!
□医師の聞く技術
横浜英町 「赤門医院」尾崎直
「人間そのものを見る」
- 医学と医療があまりにもかけ離れている
◎問診の大切さ
「医療の中に聞く技術を!」
ウイリアム・オスラー(カナダ 医学者)
◎「医学は科学ではない。科学を応用したアーツ(医術)である」
内科医の言葉は外科医のメス
「ムント・テラピー」
- 言葉による医療 フレディ松川
医師の人間力が必要
- 内科医は言葉が武器
医師はどこまで「ウソ」を見抜けるのか
ミュヒハウゼン症候群 ウソをつく人
劣る日本の医師の「書く」技術
カルテ
- 正しく書く力
◇聞いたことを核技術
テープに頼らず記憶する
記憶の文字化
記憶を文字にする技術
ロングインタビューに最適なテープ起こし術
語り手の口調を
「語り口調」か「記事」にするか
「聞かせてくれた人」が死んだ
◎ 聞くという行為の中に語り手に対する尊敬や愛情が必要なのだ
◇小田豊二
1945年旧満州生 作家・編集者
こまつ座「the 座」編集長
聞き手の名手
「勘九郎芝居ばなし」「幇間の遺言」「のり平のパーッといきましょう」