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「死を見つめて生きる」山折哲雄・ひろさちや ビジネス社 2002年 ① /「子どもが輝くすごい言葉掛け」佐々木陽子 ナツメ社 1987年 ⑤【再掲載 2014.5】 [読書記録 宗教]

今回は、山折哲雄さんの
「死を見つめて生きる」の紹介 1回目です。



出版社の紹介には


「よりよい人生をおくるためにいま「生・老・病・死」を見直す。現代を生き
る人たちの死生観のあり方、残された時間を大切に過ごす生き方への提言。」

 
とあります。




本日紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「夏炉冬扇(かろとうせん)は無用の長物と言う意味だが、自分の生を夏炉
  のそばに放置したり、自分の死を冬扇の矢面に立たせることも大切ではな
いか?」山折哲雄


・「生涯現役は奢りではないか。執着から離れられない愚かな人間という見方
もできる。昔の老人は退いていく良さをもっていた」ひろさちや


・「老いていくことこそ人間の真の姿であり、若さというものは執着・幻影に
しか過ぎないのではないか」ひろさちや


・「林住期とは孫の教育をする時期であり、孫の教育からも解放されるのが遊行
期である」



もう一つ、再掲載になりますが、佐々木陽子さんの
「子供が輝くすごい言葉掛け」⑤を載せます。
言葉掛けに気を遣うようになりました。
自己主張が強くなったというのか、素直さが欠けてきたというのか。



<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。







☆「死を見つめて生きる」山折哲雄・ひろさちや ビジネス社 2002年 ①
    
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◇まえがき 山折哲雄
夏炉冬扇(かろとうせん)
   = 無用の長物

   自分の生を夏炉のそばに放置したり、自分の死を冬扇の矢面に立たせる
  ことも大切ではないか?

  ◎ やせ我慢


◇老いと病が人を成長させる(1)
□「老い」とはそもそも何なのか
長寿は人間にとって本当に幸せなことなのか
    - 山折哲雄

  「生かされる時代」をどう生きるべきか
    - 山折哲雄

   近代的社会保障制度 
    - 何でもかんでも国家行政 
    - 山折哲雄
↑↓
◎ 仏陀の人生に似せようと思うなら、社会福祉思想に別れが必要

「殺せるか」「殺せないか」という葛藤
    - 山折哲雄
 介護の究極 - 宗教介護  
       「高瀬舟」の世界

  「老い」を特別視するのはおかしい
    - ひろさちや
◎ 人間皆一日一日老いている
◎ 四門出遊  
        若さ、健康、命 すべて奢りである
奢りの方が幻想であり、現実は老い、病気、死
◎「生涯現役」
      = 奢り 
         執着から離れられない愚かな人間
老人(昔)
      - 退いていく良さをもっていた

◎ 生涯現役は欲望
   =「餓鬼」
老いていくことこそ人間の真の姿であり、若さというものは執着・
     幻影にしか過ぎない

   隠居することを知らないお年寄りたち
    - ひろさちや
◎制度としての棄老 
      一方で棄老により、昔の人は歳をとったら死ぬ幸せが得られた
 一方では後身に身を譲ることでもあった


□老人にしかできない仕事がある
お年寄りにしか教えられない知恵
    - ひろさちや

   インドの「四住期」
      ①学生期   若い者は学ぶものだ
      ②家住期   職業に専念
      ③林住期   隠居=孫の教育をする期間
      ④遊行期     すべての仕事から解放されて遊ぶことができる

◎ 「バラモンたる者はそういう人生を送る者だ」

   林住期と遊行期との違い?
林住期とは孫の教育をする時期
孫の教育からも解放されるのが遊行期







☆「子どもが輝くすごい言葉掛け」佐々木陽子 ナツメ社 1987年 ⑤【再掲載 2014.5】

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◇子どもの注意を惹く言葉
01 「12345678910」
ゲーム感覚で楽しく「素早い行動」を身に付けさせる
     ×NG 109876543210  
  1→10 順に言うことが大切


02 「先生はかぜです」 よろよろと弱々しい声で
  やむを得ない事情は子どもにきちんと説明する
   ○「先生は困っています」


03 「一回しか言いません」 
     声のトーンを落として


04 「ここだけの秘密」 
     声を大にしてはっきりと
     とっておき感が大切 


05 「すごくうれしいニュースです」 
     もったいぶって
「うれしいニュース」でひきつけ 
       思いやりの心を伝える


06 「何か聞こえる」 
     俳優のように演じたが
教師のペースにのせて
       一服で注目させる
     ○「何か見える…」 → 「みんなの笑顔が」
     ○「何かにおう…」 → 「給食のにおいが」  


07 「よい班から○○」  
     子どもを動かしたいときはとりあえずこれ


行事⑤  学習発表会 
       ファイト・オー



◇例えを使って指導する言葉
01 「忍者で行きます」  
     小さな声でポーズをとりながら
○「口チャックで行きます」
     ○「白い歯を見せません」


02 「ねずみさんの声で」  
     身振り手振り
TPOに合った動詞をセレクトし、子どもにイメージ


03 「校長先生が言っていたよ」
     自信たっぷりで
みんな大好き校長先生


04 「ご先祖さまが見ています」
     おごそかに


05 ? 読めない…    
      大げさに


06 「教科書が泣いている」 
     痛みを分かち合うように
「迷子になって泣いてたよ」


07 「先生は聖徳太子ではありません」  
     少し大げさに


08 「時間泥棒ですよ」
分かりやすく時間の大切さを伝える


09 「先生はトイレではありません」


行事⑥ 修了式 
      ○年生さようなら

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