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「友だちいないと不安だ症候群につける薬」齋藤孝 朝日新聞社 2005年 /「加藤秀俊著作集6 世代と教育」中央公論新社 1980年①【再掲載 2017.1】 [読書記録 一般]

今回は、齋藤孝さんの
「友だちいんいと不安だ症候群につける薬」を紹介します。


自分、自分と友だちとの関係、バランスをとることの大切さを思いました。


出版社の紹介には


「ムリに友だちつくらなくても、でも子どもから大人までが持つとちょっと幸
せな『友だち力』の具体例がいっぱい。
現在、フジテレビ「ガチャガチャポン!」で大人気の齋藤孝先生。日本人の
最大の問題の一つは友だち問題。友だちになるための初めの一歩『偏愛マッ
プ』の活用、ほどほどの距離感…。子供から大人まで役立つ『友だち力』に
ついて具体的な処方箋が満載です。またイジメ問題はやはり友だち問題。イ
ジメをなくすための授業を東京都の公立中学で実践し、その具体的内容を感
想文とともに紹介する貴重な一冊。」

 
とあります。



本日紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「友だち力とは、相手によってほどほどの距離感を上手にコントロールでき
る力」


・「友だち力はほどほどがよい」


・「自分の世界をきちんと持っていることが大事」


・「合わない人もいるんだという認識が大事」



もう一つ、再掲載になりますが、
「加藤秀俊著作集6 世代と教育」①を載せます。



<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。






☆「友だちいないと不安だ症候群につける薬」齋藤孝 朝日新聞社 2005年

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◇はじめに
  「友だちにそんなに固執しなくても生きていけるんだ」
  友だち力
   = 相手によってほどほどの距離感を上手にコントロールできる力


◇「偏愛マップ」で「友だち力」をつける
  「友だち力」徒は何か
「友だち力」
      = 友だち関係の距離を自分でコントロールできる力
        友だち力はほどほどがよい    
・好きなものについて語り合う
    ・「偏愛マップ」をつかってコミュニケーションをとる
    ・一つでも共感し合うものを見つける
    ・好きなものを真ん中に置いた三角形の関係
 
  友だち力のきっかけは「おしゃべり力」
 
  偏愛するものが一つしか無いのは幅が狭すぎる
 
  友だちづくりには質問力が大事 

  一往復半の友だち関係
「おすすめベスト3」を言ってみて
 
  知り合いから友だちへ
 
  ともに高め合う気持ちと緊張感のある関係

  「偏愛マップ」で楽しくコミュニケーション
 
  名刺の裏に「偏愛マップ」を刷る
 
  ◎ 自分の世界をきちんと持っていることが大事


◇必要な「友だち力」
  現代人の求める友だち関係とは
  広く・浅く・緩やかな関係
 
  孤独のエネルギーを自分を深める方向に示す
 
  「四面楚歌」が人を強くする  
    「誘う」力
 
  合わない人もいるんだという認識が大事

  今も昔も「縁」が大事
    そのときだけ、そのことだけの友だち
 
  友だちの複線化
    一つのパーティで一人と仲良くなる
 
 「紹介力」は高度な友だち力   
  褒め言葉を伝えるか

 「場を作る力」グルーピングゲーム
   「もてなしの力」

  独りの時間を楽しめる力
  人生の季節毎の友だち力


◇「友だちがいないと不安だ」の処方箋
  中学生は友だちとの距離感が変化していく時期
 
  みんなが1本の線で
  同性がいい時期と異性がいい時期

  お互いが影響を請け合う関係に









☆「加藤秀俊著作集6 世代と教育」中央公論新社 1980年①【再掲載 2017.1】
 
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◇独学の勧め 
□南方熊楠
  「独学」
    大学予備門2年中退
   → 渡米 渡英 - 大英博物館


□独学こそが唯一の学問
専門はこけおどし
熱心なアマチュアの独学にはかなわない
   →◎ 学校は独学では勉強できない人を収容する場所
    ◎ 学校は,いわば脱落者の救済施設のようなもので,独学で立って
     いるだけの強い精神をもっている人間は本当は学校へなんか行かな
     くったってちゃんとやって行けるもの



◇学ぶ心   
□高評価
  = 教養が深く,さらさらと文字をしたためる能力を持っている人間


□日本文化は「知性主義」によって貫かれている
  日本は知識人が尊敬されている国
- 向学心に燃えている



◇意欲   
□達成動機
   - やる気のあるなしは人間の生活スタイルを対照的なものにする
  ◎ どんな境遇・どんな職業に就いていようと意欲に満ちた人生は幸せ
 ◎ 教育の使命は意欲ある人生を送ることので着る人間を育てること



◇情報   
□情報洪水 
  - 情報選びの問題


□情報の質が人生を決める


□目安は批評
   - 批評能力



◇教養  
□「三国志」羅貫中 14世紀  元
   禄~今日 3世紀に渡り


□国民的教養がなくなってしまった
   = 文化がなくなった


□国民的教養 
  学校では教えられない。 
   ◎ 学校は基礎基本+α
     学校を重視するあまり基礎基本をさっばり忘れてしまった
    理由 
      受験教育
        核家族の進行 自信誇りが失われた
     ◎ 基礎教養が世代間の断絶をつなぐもの



◇お稽古ごと
□日本はこの種の情操教育がずば抜けて盛ん


□舞踏
 - 商売上の手段 娘の出世がきっかけで親に便宜
   宝暦頃からシロウトが芸能世界に登場
上流にも  
   花嫁修業の一つに
   → レジャー教育のシステム


□お稽古ごとはレジャー教育 
  ① 自由にテーマを
② 人生を貫くものに
  ③男 の子も



◇しごと
□自分のしごと = しごとの境界線 ドロシー・リー
  「個人と密着した義務に」
   - 境界線がなくなったときに満足感


□ティコピア島社会(ポリネシア南西)
  分業が発達していない 
   - 皆それぞれに判断して何かしている 集団的
  日本の社会 
    ティコピア的なものからアメリカ的なものへ
 個人が出現したが,互いによそよそしく冷ややかになった
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